【070628】

 いままでの拠点を引き払い、着替え等の大荷物はまた駅のロッカーにぶち込んで、
バスに揺られて大原へ。
 
 ……と、その前に、いったん三条で降りて、姉小路にある「光泉堂寿み」で朝昼兼食。
 生麩田楽付の茶漬けセットだ。

 ここでまたやらかした。
 自分の中では、茶漬けは単独で食うものだという固定概念があったので、つい、1杯目で惣菜全部を平らげてしまった。
 で、2杯目はお茶漬けで食べようとしたのだが、
 塩気が無い、お茶とご飯だけのものを流し込むハメになろうとは……。
 香の物の塩気がやけに強かったのも、お代わりを頼んだときに店の人に怪訝な様をされたのも納得いったが、すでに遅し。
 
 再びバスに揺られ、大原到着。
 バスの発着所からしばらく歩いて宿の前へ。
 しかしチェックインまで間があったので、通り過ぎて寂光院入り口前のベンチで、時間まで休む。

 ベンチ隣の漬物屋からか、他所でなにか栽培しているのか、この通り全体が、紫蘇っぽい甘い香りが漂っていて癒される。



 時間となったので入宿。
 部屋に案内された後、もう入ってもよいというので、いの一番で風呂へ。

 独り占めできたので、散々はしたない入り方をする(もちろん、湯や浴場を汚すようなマネはしていないので悪しからず)。
 夜は名物の味噌鍋。
 これも一人で食っている様はあまりにも切ないので、解禁時間と同時にさっさと向かって済ませることにする。

 さすがに汁まで美味かったので、仲居さんに「雑炊にしてもおいしいですよ」と薦められる前に、ぶっかけしにて食べてしまい満腹に。

 後はもう部屋でゴロゴロして、また夜の締切時間前に風呂を堪能して、今日は終了。

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